若手社員日記
Diary


ラジオから聞こえるのは…

2025年11月17日

スタビライザーが去ったあとは、改良土の引取検査を行いました。
そして今回ご紹介するのはこちら✋
重機オペレーターとダンプ運転手のコミュニケーションツール 「FM-Navi」 です。

今後、改良土の搬出にともないダンプへの積込作業が増えていきますが、このFM-Naviを使えば、オペレーターの「もう少し下がって〜」といった指示を、ダンプ側のFMラジオから運転手へと伝えることができます。
ラジオでの安全な誘導により、よりスムーズで確実な作業を進めていきます。





ありがとうスタビライザー✋

2025年11月10日

スタビライザーが去ったということは……そう、土砂改良が完了しました👏
改良土は、ストックヤードから現場までダンプで約10分の旅。
到着後は、しっかり締固められて新しい地盤になります。
スタビライザーの後ろ姿が、どこか誇らしげに見えました。






大事なレシート

2025年11月4日

節約の第一歩は、レシートをもらって家計簿をつけること。
イチジクを5.58トン----------すでに赤字の予感です...。

さて、本題に入りましょう!
トラックスケールを使用して、過積載になっていないか確認しています。
過積載は立派な法律違反。
しかし、少ない量で搬出回数が増えるとコストがかかる💦
今日も、安全とコストのバランスを取るために、しっかり"現場の家計簿”をつけていきます。




何を飲むか私が決めましょう

2025年10月27日

温かいものが美味しい季節になりましたね。

今日は、締め固めた土の“コーン指数”を求めます。

コーンペネトロメーターを使って、地盤の硬さや締まり具合を調べるこの検査。
約1cm/sの速度でゆっくりと貫入させていきます。

ぐっ、ぐっ、と押し込むうちに——体もだんだん温まってきました🔥

さて、皆さん。
冒頭の一文と“コーン”という言葉で、今日の飲み物がもう決まったのでは?😉






「行かなくても」を選択できる

2025年10月20日

「事前準備が大事」の記事で、ICT建機の精度確認についてご紹介しました。
今回のテーマは「行かない選択」です。

遠隔臨場を活用して、精度確認を実施しました。
現場では測定中の様子をカメラで撮影し、その映像をリアルタイムで事務所にて確認してもらいました。

これにより、現場へ足を運ぶ時間も日程調整も不要となり、大幅な時間短縮を実現!
効率的でスムーズな確認体制が整いました👏




蓋の締まりが大事です

2025年10月14日

前回少しご紹介した暗渠排水管を撤去していきます。
マンホールを外した瞬間「巨大ヤクルトに見えるよな~」の声が聞こえ、水路を撤去すれば「じゃ、これストローだな」。

撤去完了後、集水桝に塩ビの蓋を取り付けている際に聞こえた声は…
「小さいとき兄弟の分、半分飲んでばれないように水入れて綺麗に蓋してた」

……蓋の精度、あの頃から高かったんですね。
今日も楽しく現場作業進んでいます😁






水の通り道と車の通り道

2025年10月6日

深く掘った穴をのぞき込むと👀
丸い筒のようなものが見えてきました。

正体は「暗渠排水管」。
閉塞していたため切断し、仮蓋を取り付けてあります。
このあと、順次撤去していく予定です。


そしてこちら🔫
ダンプが現場内を走行する前に、タイヤを清掃しています。
タイヤに付いた土砂を洗い落とすのはもちろん、走行時に砂ぼこりが舞い上がるのを防ぐ効果もあります。




青信号は”進め”ではなく”進むことができる”

2025年9月29日

ブルドーザーのブレードの上に何やら黄色いものが…
アップで見てみましょう🔍


先端についていたのは、レーザーレベルの専用受光器です。
本体から放たれるレーザーをキャッチし、ブレードの位置が正しいかどうかをランプで教えてくれます。
・緑色のランプ:正しい高さ
・赤色ランプ(上or下):高すぎる/低すぎる

これなら、経験が浅いオペレーターでも一目で確認でき、精度の高い施工が可能です。
青信号と同じように、このランプも「進め」ではなく「進むことができる」サイン。
施工中の周囲確認、そして施工後の出来形確認まで、確実に進めていきます。






問題です☝

2025年9月22日

E科の生徒さんが帰ってから、私たちはいつも以上にやる気いっぱい!
(詳細は前の記事をご覧ください♪)

今回は、二回目の土砂改良に向けて 基礎高や施工範囲の確認 を行っています。
それではここで問題です!
この場所には、いったい何を運んでくるでしょうか?
いつも現場日記をご覧いただいている皆さんなら、きっとピンときますよね☝




#E科土木未来地図

2025年9月16日

茨城県立水戸農業高等学校 農業土木科(E科)の生徒さんがインターンシップに来てくれました。
2年生の皆さんは、1年生で基礎知識を学んでいるので、ちょうど専門的な分野を学びはじめたところ。
今回は現場にて、実際の施工手順や施設、機械などを見学してもらいました。

E科の皆さんは、学校のイベントで小中学生を対象にこんな説明をしたそうです。

  • トータルステーションやローテーティングレーザーを使った測量
  • 無人航空機(ドローン)
  • ダ・ヴィンチ橋づくり
小中学生の興味を引き出してきたE科の皆さん。
次は、私たちが皆さんをサポートできたらいいな…
いえ、サポートどころか「一緒に働けたら」と思えるくらい、とても頼もしい姿でした。

子供たちが土木の未来に興味や憧れを持てるように、私たちも日々頑張ろうと思います。
今回のインターンシップは、子供たちのためだけでなく――私たち自身のためにもなる学びの時間でした。






含水比and含草比

2025年9月8日

土を持ち帰り、調べているのは「含水比」です。
赤外水分計に試料土をセットして、ヒーターカバーを閉めて土に含まれる水を乾燥させます。

♢セットした土の質量-乾燥後の土の質量=含水量

現場で敷均し・転圧を行う際、この「含水比」がとても重要です☝
・含水比が低いと…サラサラ。砂漠の砂のようで締固まりません。
・含水比が高いと…ドロドロ。沼のようでこれもまた締固まりません。

だからこそ、最適な含水比でしっかりと地盤を固めていくことが大切なんです。


そして、現場周辺の草たちも一緒にチェック。
こちらは「最適な含草比」を超えていたので、きっちり刈り取りました✂




運んでいきます

2025年9月1日

粘性土と砂質土を混ぜた改良土が出来上がりました!
スタビライザーで混ぜ合わせたら終わり!ではなく、混ぜ合わせた改良土を転圧し、砂置換法やコーン貫入試験を行いました。


試験が終わったら、ストックヤードから現場へ運搬します🚚
試験によって得た、最適な敷均し厚・転圧回数によって施工していきます。





芸術の秋を先取り?

2025年8月25日

さて、今回は スタビライザーによる地盤改良 の様子をご紹介します!
粘性土と砂質土を混ぜ合わせていくのですが、この大きな刃が回転し、混合深さ1.0mまでしっかり攪拌してくれます。
1回攪拌したあとブルドーザーで整地し、もう一度攪拌。これを繰り返して、均一な改良土をつくっていきます。


今回は、粘性土2に対して砂質土8の割合。
砂を見ていて思い出したんですが…「砂像」ってご存じですか?

砂と水だけでつくる彫刻で、砂をよく混ぜ、しっかり押し固め、水が引くまで待ってから削り出していくんです。
ただし、常に崩れるリスクを抱えながらつくり上げ、最後にはまた元の砂へと戻してしまう…

一方、私たちがつくる堤防はその逆。
施工のリスクを一つひとつ取り除き、長く地域を守り続ける存在となります。

砂像が「崩れる芸術」なら、堤防は「守り続ける芸術」??
形は違えど、どちらも人の手で生み出される、美しいものづくりです!

芸術について書いていたら、お腹が空いてきました💦
「食欲の秋」にタイトルを変えようかな…





夏季休暇

2025年8月18日

前回、土質検査した粘土質の土を運搬してきました。
夏季休暇が終わったら、粘土質の土と砂質土を攪拌する予定です。
こんな大きな斜面があったら、そりで遊びたく…なったら大変なので、


しっかりと、現場に入れないように準備をします!!
夏季休暇に入る前の準備は、出入口をふさいで、看板には「休工中」のマグネットをペタリ!
施錠はもちろんのこと、飛散しそうなものはないかも確認しました。
皆さんはどんなお休みでしたか?





現場のクーリングシェルター

2025年8月4日

「熱中症に気をつけよう!」ーーいまや、すっかり当たり前になりましたね。
現場では、体温計測バンドやWBGT(暑さ指数)表示看板を設置し、早めに”気づく”ことを大切にしています。
そして、気づいた後は、車載型ソーラーハウスでしっかり休憩。

現場事務所まで戻らなくても、すぐ近くに涼しい休憩所があるのは心強いですね。
中には、ウォーターサーバーや塩タブレットも完備されています。

お出かけの際には、「クーリングシェルター」や「涼みどころマップ」などで検索して、どこで休めるかを事前にチェックしておくのもおすすめです。
「ちょっと休める」——それが、すごく大事なことなんです。






事前準備が大事

2025年7月28日

河川土工を始める前に、ICTブルドーザーの精度確認を行います。
ICT建機が表示する位置情報と、実際に測った数値の差が誤差範囲内か確認します。
誤差がある場合の要因として、刃先の摩耗も関係するとか...
もちろん御覧の通り、きれいなエッジです♪


下の写真では、何やら土を袋につめていますね!土のうでも作っているのでしょうか?
緑色の小黒板を見てみると、”土質試料採取”とあります。
採取した土で、室内検査を行う予定です。
現場にある粘性土と他工事から出た砂質土を使用して、土質改良していく予定です。





法線設置

2025年7月22日

やり投げの計測でしょうか?
ちなみに世界記録は、男子で98メートル越えだとか!
さて、今回は...測点NO.0
堤防を設置する位置にポールを立てている場面でした。
これは「法線設置」と呼ばれる作業です。発注者立会のもと段階確認を行いました。
このポールを基準に、これから堤防が形づくられていきます。
堤防づくり、第一投です!





安全管理

2025年7月14日

体温計測バンドをつけて、全員でパシャリ。
その姿は、「仲間の印だ」とあの名シーンのようです。
今回着けているのは、**“アイボウ”**という名の体温計測バンド。
音・光・振動の3パターンで体温上昇を知らせてくれるので、熱中症の軽度段階で気づき、早めの休息が取れます。
これなら、チョッパーのお世話にならずに、仲間と一緒に戦えそうです!

今月の安全パトロールも実施しました。
現場はまだ始まったばかり。
外部から見て工事中と分かりやすいか、間違って立ち入らないかなど、基本のポイントを丁寧にチェックしていきました。






安全第一

2025年7月7日

警備員検定にはいくつかの種類があることをご存じですか?
例えば、
・空港保安警備業務…保安検査などの警備業務
・雑踏警備業務  …大型イベントなどの警備業務
などなど、全部で6つの種別があるんです!
その中でも、私たちの工事現場で活躍してくれいるのは...
「交通誘導警備業務」の資格を持った警備員さんたちです。
大きな旗をしっかりと振って、車も人も安全に誘導してくれる頼もしい存在。
今日も現場の「安全第一」を支えてくれています。





起工測量もICTで!

2025年7月3日

起工測量では、工事前に現場の地形を確認し、設計図とズレがないかを確認します。
その中でも重要なのが「基準点測量」です。
工事の基準となる点を現地に正確に設置して、設計図に示された基準点と、位置や高さにズレがないかを確認する作業です。
基準点の位置がズレていると、設計通りの施工ができず、後から大きなトラブルになる可能性も・・・。
ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、基準点測量は工事の精度や作業効率に直結する重要な作業です!!


この現場ではICT施工を実施しているのですが、測量にも3次元計測技術を使っています!
広範囲の地形を一度に測量し、取得したデータを設計やICT建機にも活用します。
先輩の話では、従来の測量と比べて精度アップ&効率アップで現場の作業時間がかなり軽減されているそうです。
3次元測量技術のおかげで、私のような若手でも安心して作業に取り組めています 💪





スーパーマリオの世界へ

2025年6月25日

まずは地中に眠る既存の構造物の撤去からスタートです!
暗渠排水管とマンホールは地中に埋まっているので、掘削してから撤去していきます。
なんだか、地面を掘って進む感じ・・・スーパーマリオの地下ステージ!?


「排水管にスター★が隠れてないかな?」
「マンホールの中にコインがギッシリ詰まってたりして!」
そんな風に想像してると、撤去作業もワクワクしてきます!





工事看板設置

2025年6月16日

久慈川の洪水被害を防ぐため、堤防を整備する工事がスタートしました!
工事現場周辺の住民の皆さんや通行する方に、工事の内容や期間、工事内容をお知らせしています。
大型車両の出入りや資材の搬入、そして通行規制など、ご不便とご迷惑をおかけすることもあると思いますが、
何よりも「安全第一」で作業をしてまいります。
最後までどうぞよろしくお願いいたします!